フードバンクマッチングワークショップに行きました。

昨日は、三重県主催のフードバンク マッチング ワークショップに行ってきました。

参加していたのは、県内のフードバンク団体4団体(フードバンクISEさん、多文化みえさん、k&Ⅼさん、フードバンク松阪)に加え、社会福祉協議会(伊勢市、松阪市、亀山市、津市、四日市市、志摩市など)や、県内の企業からの参加もありました。

三重県からは50社にワークショップの案内を出したにも関わらず、なんと参加してくれたのはたったの5社。

フードバンクやフードロスへの関心の低さが、大きな課題であることを再認識しました。

ちなみに、参加してくれた企業さんは、井村屋さん、ぎゅーとらさん、コープみえさん、小杉食品さん、ファミリーマートさんの5社でした。

 

はじめに名古屋市にあるセカンドハーベスト名古屋の山内理事長からフードバンクの取り組みについての講演があり、続いて伊勢市社会福祉協議会からは組織としての取り組みについて話がありました。その後、生活協同組合連合会いわゆるコープさんからフードバンク活動状況のお話があり、どれも現時点での取り組みに関する話ばかりだったので、とても興味深く聞かせていただきました。

 

続いて、意見交換会です。フードバンク松阪としては、なかなか企業さんとの接点を持つことが難しい状況の中で、大変貴重なお話を聞くことができました。現時点でのフードバンクに対する考え方や、企業としての立ち位置など、ざっくばらんにお話いただき、とても有効な意見交換会でした。

一番印象的だったのは、どの企業さんも、「自分たちがフードバンクに何をしてあげられるかを考えると・・・」の目線でお話をしてくださったことです。企業さんからすると、廃棄の経費を減らせたり、社会貢献としてアピールできたり。。とフードバンクと連携するメリットも大きいとのこと。今回のワークショップをきっかけにして、県内でフードロス削減旋風が巻き起こることを、期待しています。

 

最後は名刺交換。時間が押していたこともあり、参加されていた皆様にご挨拶ができず、これだけが悔やまれます・・・。

しかし、コープみえさんや井村屋さんからは、「いつでも来て」と嬉しいお声がけを頂き、とても心強く感じました。

 

県内のフードバンク事情としては保管場所の確保の問題や運用資金の問題、人手不足をどう解消するかなど、課題が山積みです。

しかし、マンパワーをフル活用して、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

今回のワークショップを開催してくださり、三重県さん、本当にありがとうございました!!